Review of Optimism retro funding round 1
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Review of Optimism retro funding round 1
Optimismが提唱していた、Retroactive Public Goods Fundingを実際にやってみた結果を見て、Vitalikによるレビュー
100万ドルを58のプロジェクトに割り当てた
RetroPGF Experiment #1: $1 Million Dollars for Public Goods
Badge holderによるガバナンスのあり方の実験をした
22人がバッジ(認証済み)で有識者みたいな感じっぽい
RetroPGFの有識者マニュアル
最終的にはこんな感じで助成金が配られた
https://gyazo.com/f7253fcf83f73a825b54a03fe493b25a
GitcoinとRetroPGFの違い
https://gyazo.com/e8a4b3bca87b92291d26b65d001ebc8d https://gyazo.com/f7253fcf83f73a825b54a03fe493b25a
Probably the most obvious property of the Optimism retro results that can be seen without any comparisons is the category of the winners: every major Optimism retro winner was a technology project .
There was nothing in the badge holder instructions that specified this; non-tech projects (say, the translations at ethereum.cn ) were absolutely eligible
And yet, due to some combination of choice of badge holders and subconscious biases, the round seems to have been understood as being tech-oriented.
Hence, I restricted the Gitcoin results in the table above to technology ("DApp Tech" + "Infra Tech") to focus on the remaining differences.
オプティミズム・レトロの結果の中で、比較しなくてもわかる最も明白な特性は、受賞者のカテゴリーでしょう。
> バッジホルダーの説明書には、このことを明記していませんでした。技術系以外のプロジェクト(例えば、ethereum.cnの翻訳など)は絶対に対象となります。
>しかし、バッジホルダーの選択と潜在的なバイアスの組み合わせにより、このラウンドは技術志向であると理解されてしまったようなのです。
> そこで、上の表のGitcoinの結果をテクノロジー(「DApp Tech」+「Infra Tech」)に限定して、残りの違いに注目してみました。
RetroPGFを使った資金分配は
(Gitcoinに比べて)格差が小さかった
既に知名度のあるものが多かった
当初の狙い通り。Gitcoinの投票は未来を予測しているのも多かった
インフラが人気だった
Vitalikの主観的には、かなり質の高いものではあった
budge holderの数は少ないが、群衆よりも適切な判断
予想よりも評価の方が簡単
中国のEthereumコミュニティである「ethereum.cn」がランクインしたのが象徴的
これを判断するのは、中国系のバックグラウンド+技術理解が必要
バッジ所有者は既に英語圏に馴染んでいる、これをどう評価するか?
国がバラバラな専門家を選ぶ
いろんな分野の専門家
いくつか解決策が必要
二次投票の微調整
投票を分割する
小委員会という概念
委任をすることもあるかも
過去に遡ってお金を出す場合、上乗せしてもいいけどそれは全体にとって最適なのか?どこまでお金を出すのか
公共財(OSS)にExitを与えるRetroactive Public Goods Fundingといったが、成功するまでお金が手に入らない
https://gyazo.com/a5d97104f687a29fa43d40882294f44d
Retroactive Public Goods Funding Nominationsには106件しか入ってなかったが、それは脆弱性がある
考えられる解決策として、
提案に0.02ETHのデポジットを課す
プロポーザルが0票を獲得すると、スパムとみなされ、デポジットを失う
人間であることを証明する必要がある
Proof of Personhood(PoP)のID
秘密投票を行う?
雑談スレ
yoyotkgshn.icon*2
今はVitalikがRetroactive Public Goods Fundingをやった後の感想文みたいなやつを読んでる
今ちょうど翻訳している部分は、上の方のインデントにあるNotionの文章
yoyou7693.icon*2
そろそろ寝ます。たかーぎ議論に付き合ってくれてありがとうu7693.icon
+1 明日登壇なのに肌終わったwtkgshn.icon*2
がんばれwu7693.icon
こんな感じでたまに・非同期にやりたいなtkgshn.icon
+100 u7693.icon
読んでみます
ここ数日Retroactive Public Goods Fundingについて考えてみて、短期的なノーベル賞みたいだと思った
なるほど、二次投票とか?tkgshn.icon
公共財として価値を提供したプロジェクトを遡って評価して報酬を分配することです
こういうところかなu7693.icon
あー若干イメージわかったwtkgshn.icon
確かに有識者によって評価される?っぽい?(ノーベル賞をあまり知らない)
そういう漠然とした雰囲気の近さがあるu7693.icon
逆に言えばノーベル賞に対する批判はこれにも当てはまらないかなu7693.icon
お金になりにくい科学の部分にRetroactive Public Goods Fundingを使うとどうなるかなぁって思ったu7693.icon
やっぱり基礎研究には不利だよね。こういう過去に遡って評価するのが適切な分野って何だろう
基礎研究を評価できる人たちっていないの?tkgshn.icon
後になって「これ重要だったわ」ってなりそうu7693.icon
Bitcoinとかもそうだと思う
でも、重要になったときにそれを推薦すればいいんじゃないかな?tkgshn.icon
それはそうu7693.icon
評価されるまでの資金調達って難しいねu7693.icon
RetroPGFの有識者マニュアル#61b3a71409c5f20000bb3583
例えば前野ウルド浩太郎のバッタの研究とRetroactive Public Goods Fundingって相性が悪い気がするu7693.icon
https://twitter.com/otokomaeno175
https://ja.wikipedia.org/wiki/前野ウルド浩太郎
アフリカで大規模な蝗害を引き起こすサバクトビバッタの生態に精通する。サハラ砂漠西部のモーリタニア・イスラム共和国やモロッコ王国における現地調査体験に基づき、サバクトビバッタの相変異 (群れを成すと体色を変えて獰猛化し、植物・農作物を喰い荒らすモード) の解明と防除技術の開発に従事している
これはスケールしない前提だけど、いくつかの中央団体がRetroDAOのようなものを作り、有識者の間で話すしかないのかなぁ...tkgshn.icon
The RetroDAO should make funding decisions solely based on the value that a project, or a contributor to a project, has already provided, and should maximally avoid attempting to make predictions of value to be provided in the future.
未来について予測することを避けるべきならば、人間が評価する意味がよく分からなかった。u7693.icon
機械的に評価したほうが良いのでは?
引用数など?tkgshn.icon
この話はまさにさっき喋ってたな
おっ、どこで?u7693.icon
対面で小川颯太と喋ってたけど、同じような反応だった。「それなら組み込みを評価するコードを書くの?」みたいなtkgshn.icon
人間がやると評価軸がぶれるし、感情も入ってしまうu7693.icon
引用数もそうだし、事前に評価方法をアルゴリズム的に決めたほうが良いu7693.icon
「規定したらハックされる」みたいなのまとめに関しては何か思う?tkgshn.icon
これは考えたほうが良いけど、評価する人間をハックされる事も考えたほうが良いu7693.icon
未踏ジュニアではPMハックと呼ばれる行為
未踏YouTube(PMハック)
yuidvgバージョン1のビジュアルだwクソ懐かしいtkgshn.icon*4
う〜ん、構造に自覚的であるというのは1つの方法なんじゃないかな。利害関係の可視化とか?
徹底的に透明化とかもだな
利害関係とかではなく、もっと純粋な感情(趣味・趣向など)に訴えるものu7693.icon
/nishio/PMハック
西尾さんが纏めていた。u7693.icon
石井さんの意見も興味深いu7693.icon
おそらく審査の対象になるOSSが増えれば増えるほど、感情的なフィルタリングが出てしまうと思うんだよなぁu7693.icon
/nishio/研究者の評価に数値基準を設けてはいけないとかも近そうtkgshn.icon
局所最適
減点方式
まあ陪審員を変更できるみたいな機能かな、tkgshn.icon
この問題はソフトウェアのレイヤーで解決できる話と、民主主義的なプローチで熟議を分けるべきだとは思うけど、線引きは難しい
裁判所的な機能はスケールしないもんねtkgshn.icon
評価のベースとして機械を使って、それにプラスαで人間の評価を入れるのが良さそう?u7693.icon
一般意志の可視化の話だなtkgshn.icon